成田山不動尊にて今年最後の「大般若転読付き大護摩供」
「大般若経（だいはんにゃきょう）」は、今から約1600年前に玄奘三蔵（げんじょうさんぞう）という名の中国の僧侶によってまとめられた、六〇〇巻からなる仏教の経典（お経）で、当時の中国からインドまでを旅して持ち帰った、多数の経典をまとめた物のひとつだと言い伝えられています。
日本では聖徳太子が仏教を広めて以降、今日まで様々な願いが込められ転読（※）されてきました。
成田山不動尊では、午前11時30分から本堂において、お護摩の修行とともにこの「大般若経」の転読を行い、皆様の諸々の願いをご祈願させていただきます。
普段とは少し違う、日本古来の護摩供修行にご参拝ください。
※転読
多数の僧侶によって、六〇〇巻の経典を分割して一斉に声を上げて読誦（どくじゅ）する事。
●日程：2019年9月8日（日）
●時刻：午前11時30分～
●場所：本堂
玄奘三蔵とは
「西遊記」の話にでてくる三蔵法師（さんぞうほうし）の事です。
「大般若経」は、「だーいはんにゃはらみたきょう・・・唐（とう）の玄奘（げんじょう）ぶじょうやーく」と声を上げて転読します。
ただし途中、この「大般若経」の功徳をたたえる経文を読み上げるときは、声を上げずに黙誦(もくじゅ)します。
交通アクセス
成田山不動尊
〒572-8528
大阪府寝屋川市成田西町10番1号